何故、騙されるのか?
まず、世間ではよく「騙されるほうが悪い」と言うことがありますが、これは半分間違っています。
確かに、注意を怠ったことで相手につけ入る隙を与えてしまい、自ら被害を招くことはあります。
しかし、詐欺実行犯が「騙される人の心理」を徹底的に勉強していることで、こちらがどんなに注意を払っても、結果的に詐欺被害に遭うこともあるのです。
そういう場合は、単に「騙される方が悪い」とはいえないでしょう。
そこで、「騙される心理」とはどういう心理状態なのかを把握してみましょう。
一番大きな詐欺被害の原因は、「足元を見られていること」です。
例えば結婚詐欺では、まず相手の懐を見ます。
今年(2012年)に「婚活詐欺」として大きく報道された事件について思い出すと、詐欺被害に遭った人たちは、結婚を前提にしていて、家族を養う能力がありました。
また、結婚願望のある女性も、結婚に対する資金対策をしているはずです。
ですから、ある程度お金を持っている状態が、最初から詐欺師にわかります。
そして、結婚を前提にした場合、未来の配偶者にお金を託す覚悟はある程度できているものと思われます。
詐欺を繰り返す人の場合は、相手を完全に見えている中で演技力や妄想癖を発揮するので、相手をどんどん自分のペースに嵌めて、大切なお金を奪っていきます。
ですから、本来なら最初から「貯金はありません」という態度でいれば、確実に被害に遭わずに済むのです。
心理学について深く学ぶために
心理学について深く学ぶために、今の仕事や生活にカウンセラーとしてのスキルを
活かすことができる「メンタルケア心理士」「ケアストレスカウンセラー」が注目
されています。
心理学について勉強して資格を取得し、独立開業を目指したり、医師と連携して
医療現場で活躍することも可能。
今なら、無料で資料請求ができるようになっています。
⇒ 「メンタルケア心理士」「ケアストレスカウンセラー」資格通信講座