暴力事件
暴力事件は、最も日常的に起こっているタイプの犯罪だと思います。
基本的には、暴力は「衝動制御障害」の一つとして位置づけられています。
暴力を振るう人は、大きく2タイプに分類することができます。
1. 粗暴犯
些細なことでもキレる人、日常的にキレやすい人たちのことです。
暴力団関係者、暴走族に多いタイプです。
2. ストレス蓄積による暴力
普段全く暴力沙汰とは関係のない人でも、ストレスや不快感に耐え続け、ある日突然それが爆発し、行き過ぎた暴力行為(殺人を含む)をに発展するケースがあります。
これらの暴力は、ドラッグやアルコール摂取によって、その凶暴性が助長されます。
暴力事件を起こす背景には、様々な要因が考えられます。
一つが、遺伝的・養育的要因です。
これは、暴力行為が日常的にある家庭で生まれ育った場合、親からの影響で、子供もまた暴力的になる、ということです。
衝動制御の力が養われずに成長し、粗暴犯になるケースです。
そして、諸説の中には、男性ホルモンの影響によって暴力的になる、という説があります。
男性ホルモンの分泌が多いほど、暴力的になる、ということです。
欧米では、粗暴犯に抗男性ホルモン剤を投与し、一定の成果を挙げた実績があります。
家庭内に暴力行為を生む要因が見当たらない場合、男性ホルモンのせいで暴力的になっているケースがあるかもしれません。
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