通り魔
まず初めに、通り魔事件を起こす人物の特徴は、既に膨大な資料を分析したプロファイリングである程度明らかになっています。
- 独身の20代~40代の男性
- 無職(或いは職を転々とする。職が不安定)
- 本来の性格が反社会的で粗暴
- 強い劣等感
- 強い孤独感
勿論これが通り魔の人格の全てではありませんが、このタイプに当てはまる犯人は多いように思われます。
通り魔事件が起こる背景の一つに、現代社会の人間関係の希薄さがあります。
特に大都市の人間は、基本的に、他人に無関心です。
ですから、孤独を抱えた人は一層強い孤独を抱えます。
誰にも自分の悩みを打ち明けられずに怒りやストレスばかりが溜まり、それが爆発して、無差別殺人などを起こすケースがあります。
それと最近の通り魔事件の傾向として、「ネット社会」に誘発されるケースが多くあります。
これは、ネットの人間関係に固執し、現実と仮想現実の境界線が曖昧になるために、現実の世界で一線を越えてしまう、ということです。
またネットでは、どの時代の大事件も、簡単にその詳細を調べることができます。
孤独を深めた人たちが自分の存在を社会に認めさせるために、過去の事件を調べ上げ、「無差別殺人の記録を塗り替えてやる」という歪んだモチベーションを持って犯行に及ぶこともよく見られます。
ですから、ネットの不健全な利用法が新たな通り魔事件を生み出す、とも言えるでしょう。
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