窃盗・万引き
窃盗/万引きには、その原因や心理状態によって、4タイプに分けることができます。
1. 生きるため
いわゆる貧困層に多いタイプの窃盗です。
生きていくための最低限の食べ物さえない彼らは、生きるために、食料品や日用品を盗みます。
そこには「盗みは仕方なかった」という、諦めの感情があります。
2. 供給型
これは、アルコール中毒や薬物中毒患者が行う窃盗/万引きです。
中毒症状であるにも関わらず手元にアルコール・薬物がない、或いは買うお金がないという場合に、依存状態を満たすためにアルコールや薬物を盗みます。
3. 強迫的窃盗
例えば心の中にストレスや鬱憤を多く蓄積していて、それが爆発した時に、窃盗犯罪を犯します。
この場合の窃盗理由は、「ストレス発散」です。
衝動的にやってしまったために、犯行後は素直に自分の行為を認め、感情を制御できなかったことに対して、激しい後悔の念に駆られます。
4. 窃盗症
これは、精神疾患の一部で、「衝動制御傷害」と呼ばれる疾患の一症状です。
このタイプの窃盗犯は、窃盗/万引き行為にスリルを感じ、犯行が成功することに快感を覚えます。
ですから、窃盗で得られるスリル・快感を求めて、何度でも犯行を繰り返します。
何故このような症状が出るかについてですが、幼少期に母親に充分に愛されなかったことが原因として挙げられ、窃盗による「戦利品」は、母親の愛情の代替品である、と言われています。
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