宮崎勤の事件の影響
宮崎勤が起こした一連の事件により、私たちの生活は多大な影響を受けました。
またその影響により、世の中がすっかり変わってしまった、とも言えるでしょう。
幼児が外で自由に遊べない
被害者となった女児たちに近い年頃の子供を持つ親たちは、特に神経質になりました。
まず、子供たちだけで外では遊ばせないようになり、また友達の家で遊ぶ時も、可能な限り親が送り迎えするなど、「子供たちだけ」という時間を極力少なくする傾向が強まりました。
その影響は今にまで至り、外で伸び伸びと遊ぶ子供たちが減少する傾向を生んでいます。
メディアでの規制
この事件以降、幼児たちの裸の画像や映像は流布されないように配慮が徹底されました。
性的表現を含む内容のテレビ番組は一時期全くなくなり、ポルノに対する弾圧傾向も生み出しました。
現在も、子供がカメラの前で裸になることはありません。
また、ホラー映画などの狂気を伴うものも、放送が自粛されました。
「小児性愛」概念の浸透
事件が起きる前までは、成人男性が幼い女児に恋愛感情を抱くという概念そのものが浸透しておらず、宮崎勤により、小児性愛という概念が広く一般に知られるようになりました。
宮崎勤事件は、それまで子供を安心して外で遊ばせていた親たち全ての価値観を、完全に変えるほど強烈なものでした。
そして、その後の日本では、幼児に対する性的虐待の報告件数が増え続けています。
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