人は誰もが犯罪者になり得るか?
私たちは普段、自分たちが犯罪に巻き込まれることを全く考えずに過ごしていると思います。
若しくは、交通事故や天災の被害に遭う、という「被害者意識」を持つことは、ある程度想像するのかもしれません。
それでは、誰もが「加害者=犯罪者」になり得るのでしょうか?
その答えは、「Noではない」としかいい様がないでしょう。
まず、遺伝子レベルで犯罪者家系というものがあるかについてですが、実際に、犯罪者の子もまた犯罪者、という例は多いようです。
しかし、これは、あくまで環境的要因によるものです。
よく「子は親の背中を見て育つ」と言いますが、暴力沙汰を頻繁に起こす父親の背中を見て育てば、子供がそれに影響を受けて、暴力傾向になる可能性が高くなるというだけです。
ですから、遺伝子レベルの問題ではないのです。
しかし逆に言うと、自分の身内に犯罪歴がないから大丈夫、ということでもありません。
犯罪者の多くが普通の家庭環境にあった、ということは、見逃せない事実です。
また、兄弟姉妹がいて、同じように育てられたとしても、その中の一人だけが犯罪者になり、そのほかの兄弟姉妹は犯罪には無縁、というケースもあります。
このように、犯罪を犯す心理を形成するに当たり、その原因は不特定多数あります。
ですから、何かの要因があって犯罪に走ることもある、というある程度の心構えは、持っていたほうがいいように思われます。
心理学について深く学ぶために
心理学について深く学ぶために、今の仕事や生活にカウンセラーとしてのスキルを
活かすことができる「メンタルケア心理士」「ケアストレスカウンセラー」が注目
されています。
心理学について勉強して資格を取得し、独立開業を目指したり、医師と連携して
医療現場で活躍することも可能。
今なら、無料で資料請求ができるようになっています。
⇒ 「メンタルケア心理士」「ケアストレスカウンセラー」資格通信講座