代理ミュンヒハウゼン症候群
犯罪の男女比の中で、圧倒的に女性が多い犯罪の一つに「代理ミュンヒハウゼン症候群」による傷害事件があります。
代理ミュンヒハウゼン症候群(Munchausen Syndrome by Proxyとは、近親者などを病気に仕立て上げ、病院を転々としながら注目を浴びたがる、虚偽性障害の一つです。
代理ミュンヒハウゼン症候群は、主に幼い子を持つ母親に見られ、母親が子供を不当な薬物投与や傷害行為などで病気にさせ、子供を病院に連れ回します。
病気ではない子供に薬物投与を続けることは、明らかな傷害行為で、本来ならば立件され、そのような親は逮捕されるべきです。
しかし、女性である犯人は子供を巧妙に病気に仕立て上げ、また自ら悲劇の母親を演じ、医師が見て母親が意図的に子供を病気にしていることに気づけないケースが多いのです。
これは、いかに母親が用意周到かを物語っています。
母親は、病気がちな子供を献身的に看病する親を演じます。
そして、周りから同情され、注目されることにより満足感を得るのです。
何故、母親(若しくは男性の場合も考えられる)が愛しい子供にそんなことをするのか、現段階ではまだ解明されていない部分が多く、また効果的な代理ミュンヒハウゼン症候群の治療方法も確立されているとはいえません。
しかし、このような行為が子供に心身の傷を負わせ、それが明らかになるケースが少ないため、早期発見に向かうべく対策が求められています。
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