ネグレクト(育児放棄)
「ネグレクト」とは、育児放棄のことです。
ネグレクトによる幼児の死亡事件が、年々増えているように思われます。
一番大きく報道された中では、2010年7月、大阪市西区のマンションで幼い子供2人が餓死しているのが発見され、彼らの母親が逮捕された事件などが「ネグレクト」関連の事件として挙げられます。
ネグレクト行為に該当するものには、以下のようなものが含まれます。
- 食事の世話をしない
- 学校に通わせない
- 病院を受診させない
- 衛生面のケアをしない
- 夏日でも車の中に子供を放置する
- 厳しすぎる体罰
子供の親でありながら、子供の世話が一番面倒になり、何一つせずにいる深刻な状態です。
これは、一般的な世間の認識では立派な「児童虐待」で、ネグレクトよって死亡した子供の親は、罪に問われます。
ネグレクトになる原因の一つは、親の急激な生活の変化です。
主に母親は、子供が生まれたての頃は、マンツーマンでの育児を求められます。
子供を24時間相手にするだけの生活では息抜きができず、ストレスが溜まり、「産後うつ」になるケースは頻繁に報告されています。
そして、その過程で「子供が邪魔だ」という認識が強くなると、必然的に育児放棄の道を歩んでしまうようです。
子供が生まれる前と生まれた後では、生活が180度変わります。
その新たな生活に適応できるかどうかが、ネグレクトになるかどうかの分かれ目になると思います。
心理学について深く学ぶために
心理学について深く学ぶために、今の仕事や生活にカウンセラーとしてのスキルを
活かすことができる「メンタルケア心理士」「ケアストレスカウンセラー」が注目
されています。
心理学について勉強して資格を取得し、独立開業を目指したり、医師と連携して
医療現場で活躍することも可能。
今なら、無料で資料請求ができるようになっています。
⇒ 「メンタルケア心理士」「ケアストレスカウンセラー」資格通信講座