犯罪を検証する学問

犯罪を検証する学問

犯罪捜査において必要なことは、犯人逮捕のためにあらゆる証拠を集めることや、犯行の全体像を掴むことなどです。

しかし、犯行全体を見渡し、私たちには犯人の意図するところ、つまり、どのような目的で犯行に及んだか、その点をきちんと把握しない限り、犯行の全体像は見えてきません。

こういったことから、犯罪捜査には、警察関係者だけではなく、各分野の専門家の知識が必要になります。

犯罪心理学は、まさにその一部です。

つまり、警察官が専門知識として持ち合わせていないところにおいて、その犯罪捜査に役立つ知識やデータを提供するのが、犯罪心理学の役目になります。

そして、犯罪心理学は、犯人逮捕をゴールに設定しているのではありません。

犯罪者が何故、犯行に及んだかについて、その深層心理を追求し続けます。

そうすることで、二度と同じような犯罪を社会にもたらさないこと、また犯罪者の更生に役立てるのです。

犯罪者に情なし、ということでは、犯罪の減少には繋がらないでしょう。

極刑に処せられる割合はごく僅かで、それ以外の犯罪者はいずれ社会復帰をします。

その時に、二度と同じ過ちをさせないように心理状態を変えてあげることもまた、犯罪心理学の大切な役割なのです。

ですから、犯罪心理学では、犯行の発端から犯罪者の更生を見届けるまで、長きに亘り、一つの犯罪に向き合う学問でもあります。

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