飴と鞭

飴と鞭

「甘やかしすぎ」「厳しすぎ」という偏った子育ては、子供を非行に走りやすくします。

まず、人は甘やかしすぎると、挫折を知らずに育ちます。

欲しいものが何でも手に入り、めったに怒られずにいれば、子供心に「自分が一番だ」と思い込むようになるのです。

しかし、例えば小学校で優秀で、私立中学への進学に成功して、そこで一番を取れなくなったらどうなるでしょう。

今まで甘やかされ、劣等感にもさほど悩まずに済んでいた子たちは、簡単に挫折するに違いありません。

幼い頃から挫折に対する耐久性が培われていなかったら、簡単に挫折するだけでなく、一気に転落の道を行きます。

そして、大きな挫折感が自分の性格を曲げ、犯罪行為を肯定化するのです。

また、「厳しすぎ」の家庭でも同様に、子供たちが心に問題を抱えることになります。

時にはわが子に優しさを見せてあげないと、「親=怖い人」というイメージだけが培われ、その印象が大きすぎて、どんな親の姿を見ても、全て「怖い人」のイメージで払拭してしまいます。

あまりに大きな「抑圧」の中で生活していれば、誰でも我慢の限界が来ます。

ましてや、子供は精神的に未熟で、爆発すると、とんでもないことを引き起こす可能性を秘めています。

ですから、「時には優しく、時には厳しく」という飴と鞭の使い分けが、子供を犯罪者にするか否かの分かれ目になります。

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