飴と鞭
「甘やかしすぎ」「厳しすぎ」という偏った子育ては、子供を非行に走りやすくします。
まず、人は甘やかしすぎると、挫折を知らずに育ちます。
欲しいものが何でも手に入り、めったに怒られずにいれば、子供心に「自分が一番だ」と思い込むようになるのです。
しかし、例えば小学校で優秀で、私立中学への進学に成功して、そこで一番を取れなくなったらどうなるでしょう。
今まで甘やかされ、劣等感にもさほど悩まずに済んでいた子たちは、簡単に挫折するに違いありません。
幼い頃から挫折に対する耐久性が培われていなかったら、簡単に挫折するだけでなく、一気に転落の道を行きます。
そして、大きな挫折感が自分の性格を曲げ、犯罪行為を肯定化するのです。
また、「厳しすぎ」の家庭でも同様に、子供たちが心に問題を抱えることになります。
時にはわが子に優しさを見せてあげないと、「親=怖い人」というイメージだけが培われ、その印象が大きすぎて、どんな親の姿を見ても、全て「怖い人」のイメージで払拭してしまいます。
あまりに大きな「抑圧」の中で生活していれば、誰でも我慢の限界が来ます。
ましてや、子供は精神的に未熟で、爆発すると、とんでもないことを引き起こす可能性を秘めています。
ですから、「時には優しく、時には厳しく」という飴と鞭の使い分けが、子供を犯罪者にするか否かの分かれ目になります。
心理学について深く学ぶために
心理学について深く学ぶために、今の仕事や生活にカウンセラーとしてのスキルを
活かすことができる「メンタルケア心理士」「ケアストレスカウンセラー」が注目
されています。
心理学について勉強して資格を取得し、独立開業を目指したり、医師と連携して
医療現場で活躍することも可能。
今なら、無料で資料請求ができるようになっています。
⇒ 「メンタルケア心理士」「ケアストレスカウンセラー」資格通信講座